「あらゆる条件を参酌して,唯一の活路を見出した。活路は同時に明確な死を予定していた」。肉体の発露は人に残された,道である。その美は死とも重なる…?
アプライド・デジタル・ソリューションズ社は,超小型発電装置「サーモ・ライフ」で,3ボルトの電圧を確保するのに成功したと発表した。サーモ・ライフは,体温と周囲の温度差を利用し,電気エネルギーを生み出す。医療機器電源として期待されている。
永久機関への羨望はやまなくても(過去記事),現実的に考えればなんらかの電力創出デバイスは必要。ウェアラブル・ネットワーキング,ユビキタス・ネットワーキングのいちばんの問題は消費する電力をどのように供給するか,だ。何十時間も充電しなければいけないなんて現実的ぢゃないし,何十キロもの充電池が必要というのもナンセンスだ。できるなら,人間の身体から自然発生的に生まれるエネルギーを活用したい…が。
歩いているときも,寝ているときも,考えているときも,ぼけっとしているときも,常にネットワークにアクセスしているのが,人間の形態になる。そう,すでに携帯を持ち歩くのではなく,形態としてネットワークは付随する。体力,体温などは,その形態たるネットワーク・デバイスの稼働源として必要となる。電力を生み出せる人間が,思想と希望をつなぐ。ヨーソロー,ロイシン・トゥ・ビット。(ちょっと関連(^^ゞ,2ちゃんスレ)
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